【私を育てた父と母】
といっても、私を育ててくださった二人のピアノの恩師です。
《⚠長文です》
私自身の話です。
お時間を取らせてしまうので、興味のない方は、飛ばしてください(笑)。
🌹母とは、週2回4時間
一緒に過ごしました。
母は、ピアノが上手で、いつもオシャレをしていて、かわいいものを沢山持っていて、そんな母は私の憧れでした。
私のことをよく見ていてくれて、話も沢山聞いてくれました。そして優しく、時に厳しく、怠け者の私をちゃんと叱ってくれました。母には、言いたくないであろうことも、言わせてしまいました。
👔父は、一夫多妻なのか(笑)
他にも全国に何百人と大切な子供達がいて(表現がおかしくなっていますが)、異母兄弟姉妹が沢山います。
仕事で全国各地を回っているため、基本的に父とは月1回だけ都合を付けてもらって1時間だけ会うことが出来ました。
父には、同じ血筋の優秀な子供達が全国各地にいて、でも私は、おちこぼれで、手のかかる面倒臭い子供だったと思います。
でも、父は、おちこぼれの私さえも認めてくれました。
「何か変わったことはない?」
「あなたのここは素晴らしい」
「あなたという人は非常に繊細にできている。だから、僕は言葉に気をつけなければいけない」
「本当は、あなたに言いたいことは100もある。だけど、僕は3つまでしか言わない」
「僕はあなたを信じてるから、あなたは自由にやっていい」
「出来なくてもいい。もし出来るなら、僕はいらないじゃない」
何かうまくいかなかった時は
「ごめん。それは僕の伝え方が悪かった」そう言って、頭の悪い私にも伝わるように修正してくれていました。
私が弱音を吐けば
「人のことはいいから、自分のことをやりなさい」
そのように、指導してくださいました。
音楽性においてはもちろん、人間性においても説得力のある父は、私にとっては偉大な存在でした。
月に一度、父に会えるのが楽しみで、父に会うと、帰ってすぐに練習をしました。父は、私をその気にさせるのが本当に上手な人でした。誰と比べることもなく、私という1人の人間を理解しようとしてくださいました。
そんな偉大な父とも、私が大人になると、昔話をしたり、お酒も一緒に飲み、まるで親子。ピアノの先生って、本当に長い長いお付き合いです。
親(指導者)である父と母は、子(生徒)の特性を理解し、認め、育ててくれました。
だから、私は今こうして「自由」に音楽を楽しむことが出来ています。
「それでいい」
私は、このままでいい。
そう教えてくれたのは、父と母「私のピアノの恩師」でした。
eピアノ教室の「e」は
それで「いい」の「e」を付けました。
元々、大好きだった音楽。そこに更に、
音に喜びを感じる心、楽しめる力をご指導してくださいました。「人の温かさ」も教えてくださいました。
そんな私の「音楽の父と母」(先生)
にもまた、もちろん
「音楽の父と母」(先生)がいます。
父と母(先生)が私に、沢山の愛情を注いでくれて嬉しかったように、私は今、我が子(生徒)に対し、同じように愛情を注ぎたいんです。一緒に悩み考え、一緒に笑い、喜びたいんです!
いつのまにか指導者歴20年以上のくせに、指導者としては、まだまだ未熟者で(笑)、恩師のようにはなれいけれど、恩師が私にしてくれたように、私も私に出来る事をしていきたいと思っております。
生徒の皆様、また、これからご縁あって当教室をご入会してくださる皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします。
ピアノ講師 寺田絵美
館林市 eピアノ教室
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